FTX JAPAN取引所の 登録方法 使い方 取り扱い暗号資産です。
2022年5月30日にFTX JAPANが正式にローンチしました。
日本国内初のパーペチュアル取引ができます。
FTXとは
現在、暗号資産は投資対象商品の一つとしてみなされるようになってきており、注目されている分野の一つでもあります。
その潮流に沿うように、2018年ごろから数多くの暗号資産取引所が台頭し、現在でも増え続けています。
その中でも非常に有名な取引所であるFTX JAPANについて、本記事では登録方法や使い方、扱っている暗号通貨など詳しく解説していきます。
FTX JAPANは、FTX.comから派生したサービスです。
もともとFTXは海外の暗号資産取引所でしたが、2022年4月に誕生した「Liquid by FTX」と並走してFTXグローバル版との統合が予定されており、将来的には海外版と同じ手数料で利用できる見通しとなっています。
FTX JAPANでは、世界的に人気のある「パーペチュアル」を取り扱っており、米ドルで9種類の暗号通貨を取引することができます。パーペチュアルでは、FTXのグローバル版とは異なり最大で2倍までのレバレッジをかけて取引することができます。
パーペチュアルとは
パーペチュアル取引は先物取引とよく似ていますが、期限が設定されていない点が違います。
FTX JAPANの登録方法
FTX JAPANの登録方法について解説していきます。
FTX JAPANの口座を開設するにはいくつかのステップを踏む必要があります。
まず、FTX JAPANの公式サイトを開きます。
しかし、FTXは日本でサービスを展開していないため、日本出の登録ができないという旨のメッセージが表示されてしまいます。
そのため、検索時に「FTX JAPAN」のように指定して検索してください。
FTX JAPANの公式ページは日本語で書かれているのですぐに見分けることができます。
もしくは、FTXのロゴの右隣にJPという文字が入っていることを確認してください。
入っている場合、FTX JAPANのサイトになります。
次に、メールアドレスとパスワードを要求されるので、入力して進めていきます。
この手順を踏むことで、正式に口座開設を完了させることができます。
次に、本人確認の段階に進みます。本人確認を行う際には、マイナンバーカードや運転免許証、在留カードなどが必要になってきます。
最初のステップとして、氏名の入力、生年月日、性別などの入力を行います。
次に、個人情報として、携帯電話番号を入力しSMSコードを取得します。
また、住所も入力する欄があるので、順を追って設定していきます。
次に、財務状況の確認の画面が表示され、職業や年収、投資に利用する資産、投資目的、投資の経験などについて聞かれます。
すべての入力が完了すると、マイナンバーカードの番号入力画面に切り替わります。
マイナンバーカードの入力では、マイナンバーに加え、カードの表裏の写真を添付するように求められます。
それが終了すると、画面にQRコードが表示されるので、そちらを読み取ることで本人確認の認証メールが送られてきます。
ここまでが、本人認証の段階となります。
次に、2段階認証の設定について解説していきます。
2段階認証は、口座の不正利用などセキュリティ面の向上を目的に行うもので、任意の選択となります。
したがって、この段階は飛ばしたとしてもFTXを利用することができます。
2段階認証ではGoogle Authenticatorというアプリケーションをインストールしておく必要があります。
Google AuthenticatorはiphoneならappストアでアンドロイドならGoogle Playストアからインストールすることができます。
2段階認証は、FTXの画面の右上にある個人設定をクリックし、設定という項目をクリックすることで表示されます。
2段階認証としては、上述したGoogle Authenticatorと、セキュリティーキー、SMSの3種類から選ぶことができ、Google Authenticatorを選ぶことで、QRコードか、パスワードが表示されます。
このタイミングで、Google Authenticatorを開き、追加項目のボタンを押すことで、パスワード入力かQRコードの読み取りの画面に切り替わります。
QRコードリーダーを開き、FTX側に表示されているコードを読み取ることで、Google Authenticator側にFTXに対応したパスワードが追加されます。
これは時間制限とともに切り替わる6桁のコードとして表示されます。この6桁の数字が表示されている時間内に認証を行うことで処理が成功します。
ここまで設定することで、FTX JAPANを安全に利用することができるようになります。
FTX入金方法
FTXに入金するには、銀行振込か暗号資産かどちらかが選べます。
銀行振込ならpaypay銀行に振込できます。
暗号資産ならビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)
バット(BAT)、ライトコイン(LTC)、ソラナ(SOL)、FTXトークン(FTT)、ポルカドット(DOT)を入金できます。
入出金に対する手数料
手数料 | |
---|---|
日本円入金 | 無料*1 |
日本円出金 | 無料 |
暗号資産入庫 | 無料 |
暗号資産出庫*2 | 0.01BTC以上:無料 及び 以下の場合を除き無料 ETH、ERC20トークン、少額BTC*3 の出庫はネットワーク手数料等に基づき算出。 手数料は出庫申請時に画面に表示されます。 |
*1 振り込み手数料はかかります。
*2 法定通貨の入出金の合計額が取引量を上回るユーザーに対して、出庫手数料として最大0.1%の手数料が発生する可能性あり。手数料が発生する場合は事前に通知があります。
*3 出庫数量0.01BTC未満の場合:1日1回まで無料、以降はブロックチェーン手数料に基づいて計算された出庫手数料が発生します。
ちなみに私は¥20,000振り込んだ時振り込み手数料は¥160くらいでした。
FTXの使い方
次にFTXの使い方について、扱っている暗号通貨を含めて解説していきます。
FTX JAPANを含めた取引所には、基本的に取引手数料というものが設定されています。
この取引手数料は取引所ごとに異なってくるため、割高な取引所なのかを調べる必要があります。
FTX JAPANにおいては、取引手数料はメイカーとテイカーで異なり、取引金額の多さによっても変わってきます。
具体的には、直近30日間での取引量に対して6段階に分かれており、最も少ない場合のメイカー手数料は0.02%、テイカー手数料は0.07%となっています。
メイカー手数料というのは、板取引などで用いられる用語の一つで、マーケットメイキングを行う側の注文のことを指します。
例えば、買いたい銘柄の取引金額が100ドルだとした場合、価格が下落している最中に100ドル以下で買い注文を入れたとすると、それはメイカー取引となり、メイカー手数料が反映されます。
一方で、価格が上昇している局面で、100ドル以上の金額で売り注文を入れた場合にもメイカーとなります。上記の局面で、まったく逆の注文を行った場合はテイカーとなり、テイカー手数料が反映されます。
メイカーとテイカーの違いは、基本的には流動性を提供しているか否かになり、提供しているならばメイカー、そうでないならばテイカーになります。
【取り扱い暗号資産】
現物
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
リップル(XRP)
バット(BAT)
ライトコイン(LTC)
ソラナ(SOL)
FTXトークン(FTT)
ポルカドット(DOT)
パーペチュアルに
ステラルーメン(XLM)
10種類あります。
FTT(FTXトークン)ユーティリティ
FTT(FTXトークン)ユーティリティという制度があります。
FTT(FTXトークン)ユーティリティではFTXトークンをロックすることで各種ユーティリティとしてリベートや割引を享受できます。
メリット
FTXトークンをロックすることで、以下のようなメリットがあります。
リファラルリベートのアップグレード:FTXトークンをロックすることで、段階的にリファラルレートがアップグレードされます。
メイカー手数料割引:FTXトークンをロックすることで、通常のメイカー手数料割引に加え、さらに割引を適用します。これらはMMレベルに基づくディスカウントに積み上げられます。
ブロックチェーン手数料の免除:FTXトークンを保有、且つロックすることでERC-20とETHの出庫手数料が無料になります。
ランク | FTT ロック数量 |
リファラル リベート |
メイカー手数料 | ERC20出庫 手数料無料 (回数/1日あたり) |
---|---|---|---|---|
0 | 0 | 25% | -- | 0 |
1 | 25 | 28% | 0.00% | 1 |
2 | 150 | 30% | 0.00% | 3 |
3 | 1000 | 32% | 0.00% | 10 |
4 | 10,000 | 34% | 0.00% | 30 |
5 | 50,000 | 36% | 0.00% | 100 |
6 | 250,000 | 38% | 0.00% | 300 |
7 | 1,000,000 | 40% | 0.00% | 1000 |