時価総額4位のリップルですが。
リップルとはなんなのか。ビットコインとの違いは?
をまとめました。
基本情報
公開日 | 2012年 |
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名称 | XRP(リップル) |
コンセンサスアルゴリズム | Ripple Consensus Algorithm |
開発者 | Ripple Labs Inc |
承認時間 | 即時 |
上限発行量 | 1000億 |
公式サイト | https://ripple.com/ |
リップルとは
リップルは、Jed McCalebという開発者が
OpenCoinという会社で開発した仮想通貨です。
Jed McCalebはあのマウントゴックス社を
作った人です。
リップルはビットコインと違い、運営する
主体があります。
Ripple Labs,INCという会社で、この会社のことを
リップルと呼ぶこともあります。
Ripple Labs,INCはリップルの仕組みが運用される
リップルネットワークを作ります。
このリップルネットワークを運用する時の
取引プロトコルをリップルと呼ぶこともあります。
ビットコインとの違い
運営する主体があるという点の他に
リップルにはマイニングというものは存在せず、
すでに1000億XRPがネットワークに供給されていることです。
ビットコインの問題点は取引に時間がかかることですが、
リップルではこの問題点を解消するため、ネットワーク上に
XRPという仮想通貨を発行し、リップル取引が増えて
ネットワークに負荷がかかってくると、その価値が減少し、
負荷がおさえられることでネットワークの信頼性を保つ仕組み
になっています。
これによりビットコインは決済に10分以上かかるところが
リップルなら約2.5秒で決済が完了します。
さらに主体があることでリップルの仕組みを使った
送金サービスを発表した大手銀行も出てきています。
ブリッジ通貨としての機能がある
リップルの電子決済サービスで使用される
XRPという仮想通貨は、ブリッジ通貨としての機能を果たします。
ブリッジ通貨とは、通貨と通貨の橋渡し役をする通貨ということです。
例えば、日本円を、アメリカに送金したい場合
リップルの電子決済サービスを使用して
日本円をXRPに一旦変換し、その後XRPからドルに変換します。
ドルだけでなく、世界中の異なる通貨同志の橋渡し役を
XRPはできるのです。
この変換がわずか数秒でしかもほとんど無料に近い金額
で世界中の異なる通貨同士を交換できます。
ビットコインを始めとする他の仮想通貨と違う点です。
リップルの問題点
しかしリップルにも問題点があります。
それは何かというと、発行量が多い点です。
リップルはすでに1000億枚が供給されています。
需要が増えても供給は大量にありますから
ビットコインほどの値上がりに期待できないということになります。
ビットコインは何万倍にもなりましたが
リップルはそこまでにはならないと思います。
ですがここ最近の高騰で5倍近い値上がりが
起こっています。
今後の展開次第ではさらに値上がりする可能性が
あります。注目度は高いです。
XPRロックアップとは
リップル社が発行するXRPは全部で約1000億XRP。
リップル社は660億XRPを保有しています。
かなりの数ですね。
2017年5月にリップル社が
640億XRPのうち、550億XRPを2017年末まで凍結して、
2018年以降は毎月10億XRPずつ解除していくと発表。
しかし、この凍結は下記の条件付きで。
・2017年末までにリップル社が保有する640億XRP中550億XRPを凍結
・2018年から毎月10億XRPの凍結解除。
”この10億XRPはリップル社が自由に売却・貸付可能”
・10億XRP中余ったXRPは月末に55カ月間再凍結これがリップル社によるXRPロックアップの概要です。
ロックアップはいつ?
ロックアップはまだされていなくて、
2017年12月中のこれから行われる予定です。
そのせいか、もうリップル社が一気にXRPを売るリスクは無くなった。
毎月10億XRPが上限ならXRPが市場に出回りにくくなる。
XRPの価値が上がるのではという期待感で高騰しています。
リップル社は1XRP=1ドルを目指していた。
長期的に見た場合、リップルの通貨XRPの価格の
目標は1ドルです。
つまり、1XRP=1ドルです。
現在1ドル=113円ですから、日本円なら113円
を目指していることになります。
2017年3月では、1XRPは1円以下でした。
仮に1円で1XRPを両替していた場合なら、1XRPが100円
になった場合、100倍になります。
ビットコインの価格高騰は有名ですが、
リップルでもこれだけ上昇する可能性があります。
仮想通貨は本当に夢があります。
また、リップル社代表のクリス・ラーセン氏は、
「1XRP=1ドルだったら、この事業は失敗だ」とまで
強気発言をしています。
XRPついに100円を突破
2017年12月 XRPは100円を一気に超え、
150円にタッチしました!
5月以降、レンジ相場だったXRPがついにブレイクアウト
しました。30円付近を推移していた価格が5倍になり、
現在130円前後になっています。
SBIとリップルが提携し、SBIリップルアジア株式会社を
設立しています。
さらに、SBIバーチャル・カレンシーズが来年開設
XRPを取り扱う可能性が高いです。
今後のリップルは期待がありますね。