投資、ギャンブルの還元率はどれくらいなのか

投資とギャンブルの還元率はどれくらいなのか？
還元率と税金の関係をまとめました。

還元率とは

還元率とは、投資に対してどれくらい戻ってくるかの比率です。
ギャンブルには胴元、投資には運営者がいます。
その人たちの運営費、手数料が引かれて分配されます。その比率が還元率となります。

ギャンブルは基本的にボッタクルとすぐにお客さんが飛んでしまうので、
ちょっとづつ、お金を使ってもらうように還元率が高めになっています。

投資、ギャンブルの還元率と税金の関係

競馬、競輪、競艇

還元率：約75%
JRAの運営資金、税金として25%引かれて配当金が払われます。
還元率は低いです。おすすめは出来ませんが、
期待値がある買い方があるようですし、億単位で勝っている人も
いるようです。（私は競馬はやりませんが）

税金
更に大きく儲かった場合、税金を支払わなけれはなりません。

宝くじ、ロト６

還元率：約40～50%
宝くじは法律で還元率が50%を超えていけないと決まっています。

印刷経費、売りさばき手数料などで12%、社会貢献広報費で1.2%、
収益費として全国都道府県及び２０指定都市の公共事業等に使われます。

還元率は最も低いです。

あまりに還元率が低いですが、貧乏人がこぞって買うので、
「貧乏人の税金」と言われています。

もうギャンブルとしては勝負になりませんが、
公共事業等に使用されますので、寄付感覚で買うのは良いと思います。

税金
すでに税金は引かれているので、当たった場合税金は払わなくて良いです。

ルーレット、ブラックジャック

還元率：約95%、約96～102%
ルーレットで期待値が１００％以上になる方法は無いので、
長期で勝ち続けることはできません。

ブラックジャックは対人ですので、攻略法があるかもしれませんが、
詳しいことは不明です。
今後、日本にもカジノができますから、期待値攻略が可能であれば
検討していきたいですね。

税金
一時所得として、年間５０万円以上勝った場合税金がかかるようです。

パチンコ、スロット

還元率：約95%
還元率は高いです。
しかし昨今のパチンコ依存症対策等で、出玉規制が進んでいます。
短期間で出る出玉を少なくし、射幸心を抑える方向に向かうようです。

そういった方針もあってか、プロは多いですが、
1日あたりの稼げる金額は年々下がっており、

パチンコは
1日約12時間打って15000〜20000円

スロットは
天井狙いで、期待値2000円の台を8〜10台で
16000〜20000円

設定狙いで、平均機械割105%として
やはり1日平均20000円

と現状はきびしくなっています。
今後、客離れが深刻になって、店が還元してくれる
可能性もありますが・・・
今後の動向に注目です。

税金
換金がグレーゾーンのため、税金は払わなくて良いです。

株、FX

還元率：約99%
還元率は証券会社の手数料のみ、還元率は高いが、
9割の人が負けていると言われています。
1割の勝っている人がかなりの利益を得ています。

税金
儲かった金額の20.315%
(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)発生します。
これが私たち一般庶民には結構大きいですね。

株の場合は、NISA、積立NISA口座で運用すると非課税です。
NISA:非課税投資枠は最大600万円(最長5年間)
積立NISA:新規投資額で毎年40万円が上限
（非課税投資枠は20年間で最大800万円）(最長20年間)

NISA口座がおすすめです。

仮想通貨

還元率：約99%
還元率は取引所の手数料のみ、
FXと同様です。

しかし販売所で仮想通貨を買うと、
0.1～6%（ビットフライヤー）の手数料がかかります。

売るときも同様の手数料がかかるので、
短期の取引を何回も繰り返すと手数料のみで
マイナスになるので注意してください。

税金
仮想通貨取引による所得は「雑所得」となり、
２０万円を超える利益が出た場合は、
所得税と住民税が発生します。

給与所得と合計するので、
株よりも高い税金になることもあります。

おすすめ投資、ギャンブルは？

私がおすすめする投資、ギャンブルとしては
まず、パチンコ、スロットで資金を増やし、

そして長期投資で株の配当金、
インデックスファンド、ＥＴＦ

最終的には不動産からの家賃収入で不労所得を得る
までいきたいですね！

元の資金が少ないと時間がかかりますが、
焦って大きくリスクを取らず、
コツコツ何年もかけて続けていきましょう。

宝くじはおすすめできません。