仮想通貨

リスクの特徴と今後の価格は?ステーキングサービスとは

リスクの特徴と今後の価格はどのようになるのか?
ステーキングサービスがコインチェックでスタートしました。

基本情報

公開日 2016年
名称 リスク(LSK)
開発者 Max Kordek,Olivier Beddows
コンセンサスアルゴリズム Delegated Proof of Steke(DPOS)
承認目安時間 約10秒
上限発行量 上限なし
公式サイト https://lisk.io/

リスクとは

リスクは分散型のアプリケーションプラットフォームです。
プラットフォーム内で利用出来る通貨名を「LISK(LSK)」といいます。

Liskの特徴は主に3つ
1.スマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、
web技術でメジャーな「Javascript」を採用している。

2.アプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用している。

3.Dappsを使ったブロックチェーンの
承認システムを開発者が自由にカスタマイズできる。

イーサリアムとの大きな違いはスマートコンストラクトを
記述する際にプログラミング言語として独自言語の
「Solidity」を採用しているが、リスクは 「Javascript」を採用しています。

リスクのDapps開発者は、取引の承認者を選び、承認者には取引手数料に加え、
新規に発行されるLSKが報酬として与えられます。

Bitcoinでは取引を承認し通貨を得ることをマイニング(採掘)といいますが、
リスクではフォージング(鋳造)と呼びます。

フォージングは、1年目で5LISK/1ブロック、2年目で4LISK/1ブロック、
・・・と1年に1LISK/1ブロックずつ減少し、
5年目以降は1LISK/1ブロックが報酬となります。

サイドチェーンを使ったDapps構築プラットフォーム

リスクはアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用しています。

サイドチェーンとは、複数のブロックチェーン間で
仮想通貨のやり取りを双方向で行い、
様々な機能等を実装しようとする技術・プロジェクトのことであり、
特にビットコインのブロックチェーンを「親チェーン」としたとき、
その他のブロックチェーンをサイドチェーンと呼びます。
サイドチェーンを実装しようとするプロジェクトには様々なものがありますが、
最初にサイドチェーンを提唱したのは、
Blockstream(ビットコインの開発メンバー及び暗号技術の専門家からなる)
という団体であるため、狭義ではBlockstreamにより開発されている
サイドチェーンのことを指します。

サイドチェーンは、メインのブロックチェーンの
スマートコントラクトのコードを書くのではなく、
それぞれのDappsにひとつずつブロックチェーンを用意し、
その上にコードを書いて動作させるようになります。

メインチェーンに書かれるのは、
サイドチェーンへのリンクというようなイメージです。

サイドチェーン化するメリットは、主に2つあり
性能・処理能力の向上と柔軟性です。

すべてのプログラムを一つだけの
ブロックチェーンだけで動かすよりも、
複数のブロックチェーンを使って
別々に動かすほうが処理能力は向上します。

メインのブロックチェーンの情報量が少なくなるので、
メインチェーンの処理能力向上にもつながります。

柔軟性としては、Dappsに重大なバグが見つかったとしても、
各Dapps開発者がバグが生じる前の正常な状態に戻すことができます。

また、イーサリアムの場合は、一度ブロックチェーン上に
記載されたスマートコンストラクトを変更することは
簡単ではないですが、リスクのサイドチェーンは
プライべートチェーンなので、Dappsの開発者による
コードの変更は簡単に行えます。

デメリットとしては、サイドチェーンを構築する際に、
承認者を開発者側で用意する必要がある点です。

また、サイドチェーンの利用者が少ないときに、セキュリティが
担保されない可能性があるなどがあります。

リスクの価格は今後どうなる?

リスクは2017年に約120倍になりました。

2017年初めは約12円で12月末では約2400円です。

これほど爆上げしてしまって、2018年はもう上がらないのでは?
と思ってしまいますが、まだまだ上がると言われています。

上がる要素として
・2018年始にCore.1.0のアップデート
・2018年1月から3月 モバイル&デスクトップアプリ
・2018年2月20日 リブランディング
・2018年4月 SDK配布
・2018年7月 分散型取引所
・ビットフライヤーに上場か?(未確認情報、あくまでも噂レベル)
→ビットフライヤーに上場しました。

(core.1.0のアップデートは2017年12月末から2018年1月初めに
延期になっています。)

2018年もイベントが盛りだくさんですね。
着々と開発している感があります。

2020年は150円前後になってしまいました・・・

世界初 リスクのステーキングサービス開始

2020年1月9日からコインチェックでLiskを対象としたステーキングサービス
(β版)の提供を開始しました。

ステーキングサービスとは、「対象となる仮想通貨を保有しながら
ブロックチェーンのオペレーションをサポートすることにより、
報酬を受領する仕組みです。」

キャピタルゲインが主な仮想通貨投資で、
インカムゲインが得られる画期的なサービスです。

どうやったら報酬を得られるか

報酬を得るには、コインチェックにLiskを保有している人に、保有数に応じて分配します。

対象条件は
1.対象期間にCoincheckの「取引アカウント」にて1日あたり平均10LSK以上
保有しているもしくは「貸仮想通貨アカウント」にて貸出中でないLSKを1日あたり
平均10LSK以上保有している
2.付与実施時点で当該アカウントが通常通りご利用いただける状態となっている

毎週水曜日に報酬として受領したLisk(LSK)から手数料を引いて分配されます。

どれくらい報酬を得られるか

私はコインチェックにLisk(LSK)を500LSK持っています。
ステーキング報酬を毎週水曜日に無事もらえています。

どれくらいかというと

約0.04LSKでした。

現在のLSK価格は約170円ですので、日本円に換算すると、約6.8円です。

500LSKに対して0.04LSKですので、0.008%くらいになります。
これが毎週ですので、ざっくり計算すると、月にすると約0.032%、
年にすると約0.384%になります。

複利になるので、もっと報酬は上がりますが、それほど変わらないでしょう。

銀行預金よりは良いが、株式投資よりは良くない程度ですね。

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